月末ですが、外に出た時間で昨日亡くなった「天の戸」森谷康市杜氏のご自宅に寄って、ご挨拶してきました。
森谷君の長男さんが「秋元さん、来たよ~~!」と出迎えてくれ、奥から奥さんの亮子さんが「秋元さん、よくきてくれた~~!まず、康市さんの顔見ていってくれ」と招き入れていただきました。
夏の農作業で日焼けした健康そうな穏やかな顔でした。
私と話しながらも奥さんは「な、康市さん。な、康市さん」とまるで3人と会話しているようです。
倒れたときの状況なども直接にお聞きできましたが、ここでは差し控えます。
森谷家としての葬儀は間近ですが、「天の戸」浅舞酒造として「森谷杜氏とお別れする会」を8月24日(土)に予定しています。きしくも、この日は「天の戸・稲の花見の会」を振り替えてのということになってしまいました。
森谷杜氏らしいお別れの会にしようと、蔵のスタッフもこれから準備にかかります。お気持ちのある方は、お心がけいただけるとうれしいです。
森谷君の自宅に向かう途中に、森谷君の栽培する亀の尾の田んぼがあります。鳥海山は見えませんでしたが、熱気のこもった思い熱い空気が流れる中を稲が揺れています。奥手の亀の尾はまだ出穂していませんでした。