週末からまた天気が崩れる予報に、地元の真昼山のブナ林に挨拶してこようと出かけてみました。
赤倉口の鳥居を過ぎて1kmも上がると、杉林が伐採されてバッと視界が開けます。
登山道沿いには杉の山。
伐採された一山ごとに紙が貼られています。
とその先は切り出した木の積み込み中で、登山道がふさがれている!20分ほど待たされた後、どいてくれました。朝7時です・・・。
で、登山口に何とかたどり着いて7時30分出発です。
真昼山地の管理人さんの考え方で登山道には人工物は入れず、自然の山歩きを楽しんでもらいたい、というスタイルですが、登山口から5分ほどは伐採用に重機が入る道路になってしまっていました。なんか、無残な感じ・・・。
新しい道路は途中から別の山に入っていき、ピンクリボンを目印に登山道にそれていきます。
沢沿いの登りはじめは、10カ所以上の沢の徒渉があるのですが、ほとんどが枯れて水があったのは上部2カ所のみ。途中パイプをさして沢水が飲める水場ができていました。
沢枯れた登山道を上って、メルクマールのブナが見えました。まもなく沢道を離れます。
45分でブナの2次林の石台へ。紅葉ははじまっていません。去年は紅葉終盤でだいぶ葉が落ちていたのに、季節がだいぶ遅いですね。
すがすがしいブナの2次林。本当に気持ちいい!
動画も撮ってみました。
石台の先に真新しい倒木が道をふさいでいます。この間の台風の影響でしょうか?
ひたすら気持ちいいブナ林の歩きです。
おっ、秋の森の恵みも!
と、にわかに日差しがなくなり、パラパラと葉を打つ雨の音が!!
紅葉もまだだし、雨に濡れながら無理して山頂まで行くことはないか、とすぐに撤退することにしました。
まだまだ緑の残るブナ林を歩いて、気持ち晴れ晴れしました。
紅葉がもっと進んだら、今度は峰越林道経由で尾根歩きを楽しみたいと思います。
ほとんどぬれずに下山できて、クルマで下りるとこの光景。林道のおかげでここまで登ってこれているわけですが、残念な気持ちは拭えません。