週末に向けて天気は下り坂、行くなら今日しかない!と、森吉山へGO!!
夜明けからすばらしい天気で期待は高鳴りますが、阿仁スキー場ゴンドラ乗り場でもいくらか風が吹いていて、高度が上がるにつれて風も強くなり、ゴンドラが揺れます。
ゴンドラトップから少し登って樹氷群に入るところで圧雪車の跡は消え、スキー場のコース外となります。
2日ほど前からの風雪で樹氷が復活しかけていました。
石森まであがると、バァ~ンと目の前に森吉山の山頂が広がります。テンションも上がってきますが、ここからは上ったり下りたりとなります。行きはいいけど、帰りは登り返しがあり、わざわざシールをつけるほどでもないいやらしい道となります。
ガンガン流れる雲の合間から太陽がのぞき、樹氷がますます神々しい!日差しも強い。日焼け止め塗ってきてよかったです・・・。
避難小屋越しに山頂。一昨年の3月下旬にもここに来ましたが、そのときより雪が多い気がする。この数日でけっこうな量が降ったようです。
山頂斜面にとりつき、樹氷群の中を進みます。間違いなく一昨年より雪が多い!
顔を出すオオシラビソは小さく、笹藪もすっかり埋まって真っ白な斜面です。
風雪に雪面は波打ち、硬かったり吹きだまりになったり、気持ちよく滑れるバーンにはなっていません。
ごんごらを下りて1時間半ほどで山頂。標識にエビのしっぽができかけています。
もう爆風です。山天気予報では風速16mでしたが、それほどではない様子でも確実に10m越えの風にあおられます。
山頂を越えてヒバクラ岳まで足を延ばすという6人組と同着。
写真を撮ってあげたおかえしで撮ってもらいましたよ。このところ、終始ゴム手袋愛用です。(^_^)
風にあおられながら来た方向を見下ろします。
風を避けて滑走準備をし、すぐに滑り出しましたが、気温がぐんぐん上がり、雪は腐り、まったく滑らず。(;。;)
樹氷もみるみる落ちて樹々がどんどん裸になっていきます。
避難小屋周辺まで下りて振り返ると、朝より明らかに樹が黒いのがわかります。
ダラダラグズグズと上り返しながら石森に戻ってきました。森吉神社と避難小屋。
スキー場のコースですが、雪が腐ってもうまったく滑らず、スノーボーダーは歩き始めました!スキー場なのに歩いて下りてる感じです。時間はかかるし、疲れるし・・・。
スキー場のマスコット犬、秋田犬のホクトは眠たげ。
杉帯の中にあるゴンドラ駅に着いたら、くしゃみ五連発!気温上昇で一気に花粉が飛び、花粉症が劇症化しました。
売店での買い物券を持っていたので、くまのたいら企画のりんごジャムと焼きりんごの缶詰を購入。
ただスキーを履いて上って下りただけという、滑りという点では残念な気候でしたが、爆風の中、晴れた山頂を踏めて心は晴れ晴れ。
今日も楽しい山行でした。