7月30日、月末ではありますが、天気の具合を見計らって、師匠の三浦さんと鳥海山・笙ヶ岳に出かけてきました。
登山天気では、曇りから晴れ予報でしたが、5合目鉾立登山口は終始雲の中。遠望はありません。登山口からヨツバヒヨドリ。
ムシカリ(オオカメノキ)
ウゴアザミ
ホタルブクロ
ヤマブキショウマ
クルマユリ。今年は百合の花が当たり年?あちこちに咲いています。
ニッコウキスゲも多いですもんね。
.ミヤマカラマツ
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ツルアリドオシ
ハクサンボウフウ
一瞬雲が切れ、日本海が顔を出しました。
ネバリノギラン。
雪が消えたばかりの斜面はイワカガミがピカピカしています。
ベニバナイチゴ
チングルマも健在
ダイモンジソウ
ヨツバシオガマ
賽の河原。ここから一般道を離れ、雪渓の下を通って長坂道に向かいます。
雪渓も遠目にはだいぶ小さくなりましたが、近くで見ると迫力あります。
福浦口コースとの合流近くは池塘も広がり独特の景観となります。
ミヤマリンドウ
笙ヶ岳3峰が近づいてきました。
今年はめっきり数の少ないコバイケイソウが!
今年は育ちきれずに小さいまま花もつけずに立ち枯れしてしまうものがとても多い。
相変わらずのガスの中ですが、笙ヶ岳への登り斜面はニッコウキスゲがまだまだ健在でした。
3峰から1峰に向かって進むと夏のお花畑。ハクサンフウロ!
ウサギギクとネバリノギラン。
トウゲブキ
ハクサンシャジン
チョウカイアザミ
タチギボウシ
笙ヶ岳1峰の山頂周辺はハクサンイチゲがまだまだ元気です。
ガスで展望のない笙ヶ岳山頂で小休止ののち、すぐに戻り返して長坂道を御浜小屋に向かいます。途中、ガスの切れ目からの斜面。
ニガナですか?
鳥海湖を見下ろす斜面はニッコウキスゲが終盤で、夏の花がいろいろ混じり込み、百花繚乱の世界です。
もう少し展望と日光があればもっと映えたのですが。残念!
ウメバチソウ
ニッコウキスゲがまだ濃く残る斜面も。
エゾシオガマ
シロバナニガナ
ヤマハハコ
御浜小屋に着くと、一瞬の展望が!
先月はハクサンイチゲで覆い尽くされた斜面が今はニッコウキスゲです。
とにかく雨が多く、晴れ間の少ない日が続いて、じれったいところですが、夏の花が咲き誇るさすがの笙ヶ岳を堪能できました。
最高点のピークハントしなくても、十分楽しめる花の名山です。