天気予報がクルクル変わり、予定を決めにくいこの頃ですが、山の師匠の三浦さんと約束していたので、11日(火)は真昼岳に行ってきました。
9月に私がケガをしたので、三浦さんといっしょの山行は10ヶ月ぶりです!
車の走る林道も少し荒れ気味。登山口からの歩き出しは杉伐採用に作られた作業道に雪や土砂が流れ出したようで少し景色が変わっています。
この冬の豪雪は、大きなダメージを残しています。
終わりかけのエンレイソウがいっぱい。
ミャマキケマンとキクザキイチゲ
スミレはホント、わかんないがスミレサイシン?
アズマシラカネソウ.
雪の空洞。写真を撮る人の後ろから(^_^)
一人づつ安全確認しながらすっと通り抜け。
帰りは斜面際をトラバースしました。
がけの上にハタザオ。望遠にしてもちょっと遠い・・・
ユキザサ
沢筋からあがって山道に入るとシラネアオイが顔を出しました!
ヒメアオキの花
ヒメアオキの実
オオカメノキごしにブナ林への入り口付近
クロモジの花
ブナ林に入ってしばらく行くとイワウチワの群生が!
霧にむせぶブナ林の足元にびし~ッとイワウチワ!
何カ所か雪渓を渡っていきます
ヤセヅルを越えて尾根伝いに入るとイワナシが出てきました。
ショウジョウバカマもいっぱい。雪解けしたばかりですね。
マンサクの花
稜線上の分岐から音動岳に向かうと、ヒメイチゲ?
ツバメオモト?花はこれから
真昼山塊を代表する花、オサバグサ。一輪だけ見つけました!
ギボウシ?花はこれから。
音動岳の斜面に向かいます
ポツリポツリとシラネアオイが咲き始めていました
芽が出て葉が出て花が咲き、と、庭みたいですね!
雪が融けたばかりで雑草が少ないから見られる光景です。
キジムシロ
密集してます
ガスで展望ないので真昼岳の山頂に刃向かわず下山。
この雪渓渡りがこの日一番の危険箇所。この下は切れ落ちた沢になっています。慎重に。
ヤセヅルまで下りてきたら、下界の視界が開けました
まだ田んぼに水が入り始めの早い時期に来たのは初めてです。
ムラサキヤシオツツジ
霧の晴れたブナ林の清々しいこと!
足元はイワウチワロードになっています。
ブナ林のキレイさに癒やされます。
オトメエンゴサクとキクザキイチゲ。
沢に下りてくると、こんなに咲くものか!と驚くほどのエンゴサクロード。
登山口が近づくとニリンソウがいっぱいです。
大雪にもかかわらず、4月の気温が高くてみるみる雪が融けたものですから、音動岳のシラネアオイも早いかも?!と例年より早く来てみましたが、5月は低温続きで山の春の訪れは例年並みになってきたようです。
オサバグサ最盛期をねらって、また来てみたいですね。
ちなみに真昼山頂に行っていないのにこんなに時間がかかったのは・・・
ブナ林でコシアブラを採りながら歩いたせいでした。
師匠の三浦さんはこの3倍くらい採ってます。