「天の戸」から夏酒が届いております。
まずは「天の戸 純米吟醸 Land of Water(ランド・オブ・ウォーター) 生」。
蔵から半径5km以内で契約栽培された美山錦を使用55%精米、酸度1,5、アミノ酸0,9、日本酒度+2、アルコール15度、酵母が協会1001号酵母です。
奥羽山脈を源とする皆瀬川と成瀬川の突端とあり、この二つの河川が運んできた肥沃な土壌が扇状地となって豊穣の横手盆地を生み、豊富なわき水を有する浅舞地区には琵琶寒泉という1年中変わることなく13度の湧水を自噴する泉があります。
この大地の水を蔵の仕込み水として利用する「天の戸」にとっては命の水です。この大地で育てた米を、それを育む水で仕込という、地域で完結するこのサイクルを酒という作品で皆様にお届けしているのが「天の戸」です。
この「Land of Water」は、琵琶寒泉をリスペクトして「水をテーマとした酒をつくってくれないか?」と私が森谷杜氏(故)に相談を持ちかけたところからスタートしました。
森谷杜氏(故)がこだわり、米や地域を表現するためにAK-1 酵母と地場産米を印象づける「美稲」が生まれ、水をテーマとしたお酒として「Land of Water」が誕生しました。
自噴するやさしい温かなイメージを協会10号系酵母を使用することで清らかなみずみずしさを、美山錦を使用することで味わいとなる米の旨みを落ち着かせる、というイメージで四半世紀以上「天の戸」のラインナップの一角を担っています。
「Land of Water」という言葉は、私が敬愛してやまない日本を代表するシンガー、大貫妙子さんのアフリカの大地を歌った「OKAVANGO(オカバンゴ)」という曲の一節からいただきました。(大貫妙子さんには了解済みです)
香りもおだやか、味にもインパクトがあるわけではありません。ふっくらと米の味わいがでる秋田らしさ、天の戸らしさとは少しイメージの違った清らかさと軽快さがあります。
サラリとした口当たりと美山錦の米の旨みの融合です。
水のようなのに、薄っぺらくなくしみじみと味わいの輪郭があらわれてきます。口にしたときの軽さから品のある旨みを奥に感じて飲み込むときのキラキラした酸が爽やかです。
豊穣の大地、自噴する清らかな湧水に囲まれた、浅舞地域を表現するメルクマールです。
天の戸 純米吟醸 Land of Water 生(通称 夏のランド)
1,8L ¥3,080 (消費税10%込み価格)
720ML ¥1,650 (消費税10%込み価格)
「天の戸・特別純米 白麹仕込 シルキー <絹にごり> 生」入荷しております。
原料米は星あかり60%精米、酸度非公開、アミノ酸0,7、日本酒度-5、アルコール15度、酵母は自社酵母です。
稀少な星あかりと自社酵母に、焼酎用の白麹を使用、クエン酸のさわやかな酸と瓶内2次発酵で生まれたシュワシュワのアクセントとなりサッパリとした後味を演出します。
白麹の使用に当たっては、森谷杜氏(故)が毎年研修に来る鹿児島の焼酎蔵・大海酒造の大牟礼杜氏との交流の中から、白麹は生ひねしにくいので夏の生酒にうまく利用できないか?と考えてスパークリング仕様としました。
クィッと栓を切るとグググゥッと液面があがってきます。一発では開けきれないと思います。開けては締め、開けては締めとほとんどのスパークリングのお酒と同じ注意が必要です。
強めのガスと白麹のキュンキュンくる酸、アピール度は満載です。
グレープフルーツのような柑橘を思わせる酸は白麹由来でさわやか!
720MLを1日で飲みきれなくても、このガス感だと翌日以降も大丈夫でしょう。
そして、720MLより割安な設定になっている300MLだときっちり飲みきりできそうです。
料飲店さんはまちろん、ガスの活きた飲みきり仕様をお考えのお客様には300MLを大推薦します!
天の戸・特別純米 白麹仕込 シルキー <絹にごり> 生
720ML ¥1,815 (消費税10%込み価格)
300ML ¥660 (消費税10%込み価格)
花邑(はなむら) 6月発売分のご予約のご案内
新感覚麹発酵ドリンク「KOJI CLEAR」のクラウドファンディングがスタートしました!ぜひご支援を(._.)
「The World of ARAMASA」 新政酒造の流儀 新刊で発売となりました
「新版 厳選日本酒手帖」当店でも取り扱っています!
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また“SQUARE インボイス”を使った、クレジットカード決済(VISA・MASTER・JCB・AMEX)も可能になりました。
よろしくお願いいたします。
※当店のこのブログでは、消費税込みの総額表示とさせていただきます。
当店のこのブログは、2012年3月分までは、消費税5%込みの総額表示、2019年9月分までは、消費税8%込みの総額表示にしておりまます。
過去ログも本当はさかのぼって価格に訂正するべきなのでしょうが、とてもそこまで手が回らないのが現状です。
申し訳ありませんが、過去ログをご覧になって2014年4月以降のご注文の場合は、現在の消費税に置き換えた金額をその都度お知らせさせていただくことで対応したいと思っています。
勝手いって、申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
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