休み明けの21日(月)でしたが、真昼岳に山の師匠の三浦さんご夫婦、協和の進藤さんと4人で真昼岳に登ってきました。
先週の大雨前に真昼岳に連なる音動岳斜面にシラネアオイが勢揃いしているという情報があり、あの雨でだいぶ傷んだろうことを考えると一刻も早いほうが!という決断でした。
今年初の赤倉登山口です。
週末の大雨で沢は増水、水量は数倍です。
登山口近くでもまだ雪が残っています。5月末に標高250m付近でフキノトウですよ。
見事なスノーブリッジが残っています。
巻くと急斜面登りとなるので、慎重に厚いところの下をくぐり抜けます。
あと1~2日で崩れてデブリになりそうです。
沢道の最終地点の奥に滝ができていました。師匠も初めて見た、といっていました。
春の花を愛でながら高度を上げ、ブナの二次林のはじまり、石台に到着です。
石台から2kmあまり続くブナの道、新緑のまぶしさにあふれています。セミの声はまだ聞こえません。
数カ所の雪だまりを越え、ジワジワと高度を上げていきます。
標高850m、北に見通しのきくヤセヅルまできました。
奥に秋田駒ヶ岳から朝日岳~和賀岳の山並みが映えます。
ヤセヅルを越え、尾根沿いの道はまた植生が変わります。
そして、和賀・真昼山系を代表する春の花、オサバグサの登場です。
まだまだ咲きはじめで初々しいお姿♡
稜線に出たら、北に向かい音動岳をめざします。
振り向くと真昼岳越しに仙北平野が広がります。
そして、登山道にはお目当てのシラネアオイが固まりで咲いています。
週末の雨にもうたれ、ダメージを感じる花が多い中、張りのある姿を見せてくれる株もあります。
シラネアオイと真昼岳の間に広がる仙北平野の奥には鳥海山の勇姿も。
鳥海山を映えさせるため、ちょっとだけ画像加工しています。
杖がはじまったばかりの水鏡上の仙北平野は、奥羽山脈の雪解け水があってこその豊饒の大地です。
真昼岳山頂からの仙北平野。
写真の中央から左に延びる緑の帯が神宮寺嶽からはじまる出羽丘陵(西山を含む)で、神宮寺嶽下を流れる雄物川右岸が我が町神宮寺です。
中央下部の緑の丘が堀田の柵で、田園地帯のまさに中心ですね。
北に目を向けると秋田駒ヶ岳の勇姿。(望遠)
南には鳥海山。
何度見ても見飽きることのない光景です。
タケノコ、ホンナ、コシアブラなど山菜もちょいちょい採りながら歩きましたが、下りはスパイク長靴の具合が悪く、足の痛みをひたすらこらえながらとなりましたが、気持ちのいい山行でした。
山で見かけた花のレポートは、後日別に掲載します。