白馬岳山頂でご来光を拝んだ後、また山荘に下りて朝食、その後荷仕度を整えて午前6時30分、白馬山荘を出発です。
山荘玄関からは剱岳~立山連峰を正面に、左には白馬三山の眺めです。
出がけ、従業員さんが通りかかったので、記念写真をお願いしました。
一度登った山頂を再度めざすのは気持ち、おっくうですが(笑)、朝の重い体にむち打って一登り、休憩せずに北に進路をとり、尾根歩きのはじまりです。
西に目をやると、岩の殿堂、剱岳。何度もくどくてすみません・・・
氷河で削られ、キレ落ちた長野側を見下ろすと源流の谷筋が見事です。
これは、白馬固有異種、ウルップソウの枯れあとでしょうか?
風も強く当たり、寒暖の差が激しい尾根上は紅葉がはじまっています。
白馬村側から日本海に注ぐ姫川を真ん中にした糸魚川市が広がっています。
アップダウンを繰り返し、険しい所は少し巻きながら高度を下げていきます。
長野、新潟、富山の3県の県境となる三国境。
ふり返って白馬岳の稜線。ただひたすらに気持ちいいです!
日本海の向こうに浮かぶのは能登半島ではないでしょうか?
白馬岳の岩峰。美しく雄大で凜々しく、去りがたし!!
少しアップにして白馬三山。何度もふり返って、この光景を記憶に焼き付けます。
小蓮華山を越えて船越の頭の間。
とにかく稜線上からは日本海がずうっと見渡すことができます。
船越の頭からまたふり返って。長野側からあがってくるガスが風景に変化をつけます。
そして前方には白馬大池が見えてきました。
火山の火口に水がたまってできた白馬大池。
天空に浮かぶ別天地です。
(続く)