4日(木)、師匠の三浦さんと協和の進藤さんが秋田駒ヶ岳を計画しているということで、私も仕事の都合をつけて同行しました。
秋田にいて山登りをしていたら、まず外せない今の時期、マストの秋田駒です。
紅葉の様子を見渡そうと、朝7時、8合目からまず笹森山方面に向かいます。低い位置にある太陽の角度が斜面の輝きを変化させます。
笹森山の斜面は絶好調ですね!
笹森山を登りながらふり返ると、8合目駐車場を中心に秋田駒ヶ岳の全景が朝日に照らされます。
笹森山を過ぎて湯森山につながる尾根に出ると、乳頭山~八幡平方面の景色が広がります。右奥には岩手山も!
反対方面は草紅葉の向こうに秋田駒ヶ岳男女岳が顔を出します。
花はほぼ無い中、エゾオヤマリンドウが葉を紅葉させながら花をつけています。
乳頭山に向かって縦走する人、阿弥陀池避難小屋に泊まって湯森山経由で8合目に下山する人など、この時期の絶好の好天にこのコースでも人影が多いですね。
湯森山からは秋田駒ヶ岳に向かって広い稜線を歩きます。雨であちこち登山道が掘られているし、道にかぶってくる朝露まみれのササに下だけ合羽を着ての歩きですが、景色に癒やされ、思いのほか快適です。
稜線上の鞍部から湯森山方面をふり返ります。
焼森まで登り返すと背後には岩手山~八幡平までの光景が広がります。
湯森山の緑の中にポツポツとアクセントのきいた紅葉がかわいらしい。
焼森から阿弥陀池方面を見ると、男女岳の紅葉がまったく観られません!えっ?!って思わずのけぞりました。
阿弥陀池避難小屋下のチングルマの紅葉はいい感じです。
横岳まで来て、小休止。遅まきながら、金足農業人気にあやかりはじめて買ってみました。
甘くてすごいカロリーですが、真ん中のクリームが塩味で歯は浮きませんでした。(笑)
休憩後大焼砂をムーミン谷のとりつきまで下ります。
横長根の斜面の紅葉が田沢湖を背景にくっきりと見えてきました。
秋田駒ヶ岳の紅葉は、私的にはこの横長根の斜面が一番きれいに思います。毎年来ていますが、多少時期がずれてもいつでもきれいです。
外輪の中の紅葉も一味違った柔らかい色合いです。
青い空、穏やかな風、鏡のような田沢湖、毎年ここに来られることが幸せです。
(続く)