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鵜養 新政の酒米の田植えへ

5月20日(日)は、第3日曜日でお休みをいただき、あちこちを回ってきました。

メインは、「新政」の酒米を作付けする秋田市河辺町鵜養(うやしない)の田植えです。

この日は、作付け後は農薬・肥料を入れずに栽培する予定の佐藤まさひこ・ゆかさん親子の田んぼで秋田酒こまちの田植えでした。

新政の酒米をつくり始めた平成28年。その時の鵜養の総田んぼ面積が、19.8haでした。そのうち酒米が5町歩です。

3年目の今年は、これまで休耕田だった田んぼも復活させ、新政が直接栽培管理する田んぼとは別に、7名の生産者さんが酒米を作付けしてくれます。
その面積は鵜養全体で22ha。そのうち、無農薬と減農薬、つまり田んぼに農薬を一切使用しない田んぼだけで19haを越えます。

減農薬とはいっても、田んぼでは一回も薬剤散布しないことを減農薬(育苗段階での殺菌)と自主基準を設定しています。この日の田んぼも休耕田からの複田で、フツーに育苗したものの、作付けしたあとは一切の農薬を使用しない方針だそうです。(もし、天候や病気などにより状況が変わればチキンと報告していきます)

田植え作業中、酒米担当の「新政」古関役員がちょっとぬけて、翌日から田植え予定の田んぼに案内してくれました。

常に湿って水抜けの悪い田んぼを今年はしっかりと乾かして知力が存分に発揮できる環境をつくってきたそうです。

鵜養の酒米の核となる「陸羽132号」(通称愛亀)の苗ですが、古関さん自身が作付けするぶんは田んぼに水を張ってプールにし、そこに育苗箱を置いて育てています。


よそから肥料を持ち込まず、すべて鵜養の自然から得たもので育てるこのプール栽培の無農薬ノウハウが確立すれば、来年からは一気に無農薬化を進めたいようです。

とはいえ、冷たい水がかかる用水入り口に近い田んぼは、太陽で水を温めているのですが、田植え前にすでにヒエが顔を出しています。田植えが終わっても、地獄の除草作業が待っています・・・

休耕田が田んぼとして復活し、ぐるりを山で囲まれた鵜養いの郷は、一面水鏡です。

この田んぼが終わると、翌日から古関役員が自ら管理する田んぼの田植えがはじまるので、田植機の操作の確認で本人も乗り込みました。

田植えをしている佐藤さん一家は、昨年まで田んぼの他に花卉栽培をしていてそちらの方がメインの収入源だったのですが、米作りができるならと作付面積を広げて、米作(酒米)しかも無農薬栽培に注力することになりました。

佐藤さんはじめ、鵜養の生産者を巻き込み、助けられながら、「新政」の米作りは進んでいます。

上流から水を引き込み、複田させた田んぼまで水がくると、標高差を利用して、水路が上下に分かれる複雑な組み合わせをしています。

その一部は、下段からさらに10m以上落差のある取水した川に戻っていきます。昔の人って、ホント、すごいわ!!

木元千恵子さん、うちの娘、川上昌子さん

鵜養に行く前に、18~19日と天王グリーンランドでのガーデンマーケットに西木町の「デリカテッセンKIMOTO」さんが出店するということで、ドリンク担当でうちの娘も手伝いに行っていまして、朝に補充の商品を届けてきたのでした。

天王グリーンランドの展望台から男鹿半島
展望台からマーケットの様子

秋田市内で買い物・昼食の後、鵜養の田植えにおじゃまして、帰りがけに大仙市協和・小種地区の菜の花栽培地へ。

丘の上の15haの広大な菜の花畑が広がっていました。

この季節では、さすがに菜の花は終盤で、少し寂しい感じでしたが、実が入ってきています。ここの菜の花油は独特の風味なんです。今年も楽しみです。

そして、夕方いったん自宅に戻る前に、地元雄物川河川敷のアオサギの営巣へ。フジの花が咲き誇り、ただのうるさい営巣が華やかになります。

詳報は後日に。

そして、大曲市内で夕食・買い物のあと、大台スキー場から夕陽を観に。

こちらも後ほど写真アップします。

秋田県内あちこち走って300kあまり。よく走りました。

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