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出羽鶴で松尾様のご祈祷

出羽鶴の佐藤賢孔杜氏から、今日は限定吸水があると連絡をもらったので、午後から蔵に出かけてきました。

杜氏と釜屋さんは給水作業ですが、他の蔵人は座布団運びをしています。聞くと、今日は松尾様のご祈祷で、むらにある神社の宮司さんがお祓いをしてくれるということでした。

 
お祓いの時間には店に戻らないといけないので、ここは写真のみで。

ムラの習わしで、お供えには、生きた魚(生き魚)をお供えしなければいけない!!といので、朝早く杜氏が近くの川で小魚を網で捕ってきていました。

「この頃は、水路がみんなU字溝になってしまって、ゆふに魚を捕まえるとところが無くなって大変なんだ。秘密の場所があって行ってみたら、雪の中でも何とか網でとれた(笑)」って、12月に川で魚を捕まえるって、そりゃ、大変でしょう!!


しかも、お供えした生き魚は、お祓いの後、活かしたまま川に戻さねばならないという!!

スゴいなぁ!!あとでそのいわれを調べておかないと。

「刈穂」は神宮寺の八幡神社の禰宜さんがお祓いしてくれるが、こちらは鯛の尾頭つきの指定らしい(笑)。

ところ変わればで、おもしろいものです。

で、地元南外での契約栽培秋田酒こまち45%の酒母用麹の限定吸水です。

米には一切触らずに水流で糠をはがし、シャワーで洗い流すのが「出羽鶴」流。


 
 

この日の水温を測り、給水時間の微調整をしながらの作業です。

今日は外が氷点下で、水温もかなり低いので、10秒単位で浸漬時間が長くなります。


 
 



「出羽鶴」から帰ったら、「刈穂」の蔵でも今日は松尾様で夜の蔵人宴会用に配達を頼まれたりでバタバタしてしまい、商品案内は今日も見送り。

申し訳ありません!!!

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