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単独で飲むことをおすすめしないワインオルタナティブSharab(シャラーブ)

今後の営業について

・まだしばらくの間、月曜日から土曜日までの営業時間を午前9時~午後7時とさせていただきます。

・入り口には消毒用アルコールと除菌ティッシュを置いていますのでご利用ください。

・接客の際は、マスクをかけさせていただいております。レジ前には抗菌のビニールシートを掛けさせていただきました。 お客様が手の触れるところ、レジ周りや冷蔵庫の取っ手、買い物かごなどは、次亜塩素酸用水とアルコールで消毒を心がけています。

・店内は換気を心がけ、エアコンはかけておりません。ご了承ください。

・レジ前や店内でのソーシャルディスタンスに配慮いただきますよう、お願いいたします。こちらからお声がけさせていただくこともあるかもしれませんので、ご了承をお願いいたします。

・発送業務は通常と変わらず行っております。遠方の方、ご来店できない場合は、メールなどでご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

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「ワインじゃないのにワインらしい」

と表現する他ないノンアルコールドリンクが入荷しております。

ロンドン生まれの「Sharab(シャラーブ)」は、醸造されたワインからアルコールを抜いてノンアルコールにする脱アルコール製法でなく、ぶどう果汁とビネガーをベースに様々なボタニカルを組み合わせて作られたノンアルコールドリンクです。

入荷したのは二種類。「red sea」は赤ワイン、「casablanca」は白ワインをそれぞれ表現しています。適温も「red sea」が14~18℃、 「casablanca」が5~8℃と、ここまでワインに寄せてきています。

「Sharab」を手掛けたご本人はイスラム教徒だそう。飲酒が禁止されているイスラム教の食文化がルーツにあることを思うと、実に興味深いですね。

さて、さっそく届いた晩に、食事と一緒に飲んでみました。食事当番は当店店主。ご飯と味噌汁、おかずは和風のチャーシューに、醤油で味付けした野菜炒め。どう見ても和の食卓です。

まずは食事に手を付ける前に「red sea」と「casablanca」をグラスに注ぎ、一口ずつ頂きます。「rea sea」はやや薄めながら、色味はどちらもワインの如し。ぶどうの香りと共に、お酢の酢酸系の香り、ミントのようなさわやかなハーブの香りが感じられます。

口に含んでみると、思ったよりもぶどうが前面に出ません。お酢がしっかりと効いているおかげか、甘味が酸味で抑えられており、複雑な香りと共にすっきりとした飲み口。しかし、単品として美味しいかというと、お酢を飲んでいる印象がやや強いです(筆者がお酢を苦手としているのもあるかもしれません)。

ビネガーが強いおかげでたっぷり含むとむせそうになり、がぶ飲みには不向き。このあたりも実にワインらしい。

それでは、お食事と合わせていただきます。醤油や味噌ベースの和の食事に合うかというと……これが全く合わない! 醤油の塩分がかえってビネガーの酸味を強めるようで、お互いが主張し合う殴り合いの喧嘩の様相。

ワインは和食とペアリングしづらいとはよく言いますが、まさかここまで再現するとは!

さてさて、どうしたものか、と食卓を見回してみると、ほとんど漬物や煮物ばかり。その中で唯一輝いたのが、たまたま大量に仕入れた豚肉で仕込んだプルドポーク。塩コショウ、クミンやローリエ という味付けは特に赤ワイン風の「red sea」と相性が良く、豚の臭みを消し、酸味もやわらいで、すっきりと口中を洗い流してくれます。

プルドポークのおかげで「Sharab red sea」のメンツは保たれましたが、残る「Sharab casablanca」にも挽回の機会を与えねばなりません。ということで、翌日のお昼はポルミートのチョリソーとキャベツでペペロンチーノをつくり、しっかり冷やした「casablanca」を合わせることにしました。

チョリソーからあふれる油を計算に入れ忘れてややオイリーになったペペロンチーノ。にんにくとオリーブオイルの感じ、チョリソー由来の辛味が残る口中に、「casablanca」を流し込みます。すると、ビネガーの酸味よりも、さわやかな香りが口中に広がり、オイル感をすっきりと洗い流してくれました。

はっと気づくと、目の前には空になったペペロンチーノと「casablanca」。一切の違和感なく、食べたら飲みたくなり、飲んだら食べたくなるという幸福なループが作動していたようです。

一般的にはペペロンチーノなどのオイル系パスタには辛口の白ワインが合う、と言いますが、「casablanca」がまさにその役割を果たしてくれたと言えるでしょう。

その後も当店でペアリングを試してみましたが、ヒレ肉のソテーには赤の「red sea」が、野菜のソテー、揚げ魚と野菜のマリネには白の「casablanca」がぴったりでした。

以上を踏まえて、当店では、「Sharab」を「ワインと同じように洋風の食事中にペアリングとしていただくドリンク」と捉えております。まさに「ワインオルタナティブ」、ワイン以外のもう一つの選択肢。

食事と合わせることを前提としたノンアルコールのドリンクというのは、これまでありそうでなかなかなかったカテゴリです。

これまでご紹介してきた「ともコーラ」や「NEMA」とはまた違う趣の「Sharab」。食事と合わせられるような甘すぎないノンアルコールドリンクを探し求めていた方、ぜひ一度お試しください。

ご用命・お問い合わせは

アキモト酒店 までお願いいたします。

TEL.0187-72-4047
FAX.0187-87-1020
mail@akimotosaketen.jp

アキモト酒店のfacebookページからは、メッセンジャーを使ってのお問い合わせにも対応させていただきます。

なお、夜8時以降に受信したメール・メッセンジャーなどについては、原則、翌日朝の対応になりますので、ご了承ください。
よろしくお願いいたします。

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アキモト酒店6月の営業について

6月 7日(日) 定休日 (第1日曜日につき)

・6月14日(日) 午前9時~午後6時

6月21日(日) 定休日 (第3日曜日につき)

・6月28日(日) 午前9時~午後6時

・しばらくの間、平日および土曜日は、午前9時~午後7時までの営業となります。 7時に間に合わない!という場合は、事前にお電話でご一報ください。できる限り対処したいと思います。ご理解をお願いいたします。

・変更がありましたら、随時お知らせさせていただきます。

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発送の場合は、クロネコヤマト、またはゆうパックの代金引換便でお願いしております。

お振込ご希望の場合は、当店指定の口座にお振り込みいただいたことを確認後、お送りさせていただきます。

また“SQUARE インボイス”を使った、クレジットカード決済(VISA・MASTER・JCB・AMEX)も可能になりました。

よろしくお願いいたします。

※当店のこのブログでは、消費税込みの総額表示とさせていただきます。

当店のこのブログは、2012年3月分までは、消費税5%込みの総額表示、2019年9月分までは、消費税8%込みの総額表示にしておりまます。

過去ログも本当はさかのぼって価格に訂正するべきなのでしょうが、とてもそこまで手が回らないのが現状です。

申し訳ありませんが、過去ログをご覧になって2014年4月以降のご注文の場合は、現在の消費税に置き換えた金額をその都度お知らせさせていただくことで対応したいと思っています。   

勝手いって、申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

インスタグラムもあります。
店内のPOPの状況などお伝えできればと思います。
https://www.instagram.com/akimotosaketen/

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