7月21日(火)、秋田駒ヶ岳へ国見登山口から登ってムーミン谷に入り、思いがけないチングルマのお花畑に癒やされたのですが、この時期の駒ヶ岳を代表するのがエゾツツジです。本場は北海道ですが、本州では秋田駒ヶ岳と岩手山が何軒といわれています。
ムーミン谷から男岳分岐に向けた急登手前にベニバナイチゴ。
ミヤマダイコンソウ。
シロバナトウウチソウ。
斜面の黄色が目立ってきました。
ミヤマリンドウ。
そして本日のもう一人の主役、ニッコウキスゲ。
男岳分岐直下は一面黄色です♡
分岐からムーミン谷を見下ろして。
馬の背に登って分岐を見下ろせば、男岳登山道の両側が黄色に彩られています。
バリバリすごい音とともに自衛隊のヘリがみるみる近づいてきて、横岳をかすめていきました。
ハクサンフウロ。
トウゲブキ。
斜面一面、ハクサンフウロ、キンポウゲ、トウゲブキ、アオヤギソウ、トウウチソウなどで彩られています!
男岳、トトロ岩越しに田沢湖。
ムーミン谷を見下ろして。右に女岳、左に小岳。
振り向けば、阿弥陀池越しに男女岳。
馬の背で岩登りののち、横岳から阿弥陀池に下って避難小屋の裏に回ります。
雪解け間際の湿地にヒナザクラ。
雪渓が残っていたので、雪を踏みに行きました。
雪解けの遅いこの周辺は、エゾツツジもまだ花をつけたばかりです。
イワイチョウ。
阿弥陀池避難小屋下にはチングルマやエゾツツジのお花畑が残っていました。
避難小屋前から男岳を見ると、ニッコウキスゲの咲いているところが黄色くなっています。
エゾシオガマ。
オノエラン。
帰り道の大焼砂にでると、イワブクロ。
そして、一面のコマクサの世界となります。
でもちょっと小振りか?
これだけの数だと斜面一面もっとピンクになっていいのですが、長雨と低温のせいか、みんな小振りで遠景はちょっとさみしい。
斜面下はまだ密度がありそうです。
少し色補正してコントラストもクッキリさせました。
横長根を下りはじめると、黒い雲が一気に垂れ込めてきて山頂は雲に隠れてしました。
雨がきそうなので、カメラをザックにしまい、あとは一気下りしました。
鳥海山から急遽の秋田駒ヶ岳でしたが、あいかわらず楽しませてくれました。
沿道に咲く夏の花々、ムーミン谷のチングルマ、男岳分岐のニッコウキスゲ、馬の背の夏の花オンパレードのお花畑、阿弥陀池小屋下のエゾツツジのお花畑、そして大焼砂の一面のコマクサ。
お腹いっぱいにすばらしい光景を堪能させてもらいました。
さすが、花の百名山です。