9月6日(日)にけがをしたことについて、たくさんのお見舞いや励ましのご連絡をいただき、本当にありがとうございました。
けがからまもなく2週間を迎えますが、今後の経過が見えてきましたので、とりいそぎ経過報告をさせていただきます。
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9月6日(日)、鳥海山を鉾立口から千蛇谷~新山経由で外輪山に登り返して下山をはじめたばかりの午後1時50分頃、山頂側からみて最初のハシゴ場で、下りるときに先行者の手を踏んでしまい、思いっきり意気消沈しながら歩き始めて数十秒後、何のことも無いザレ場で左足を滑らせてしまい、右肩から思いっきりコケてしまいました。
右肩が変形したのがわかったので、これはマズイ!とザックを左肩だけに背負い直し左手ストックを頼りに歩き始めると何とかいけそうなので、通常3時間かからないで下りてくる下りを5時間半かけて下りてきました。(ホント、救助ヘリを呼ばなくてよかった(..;))
翌日7日(月)、朝イチで地元の個人整形外科を受診、診断は「肩鎖関節脱臼」。肩甲骨と鎖骨遠位端をつなぐ靱帯が切れて、さらに烏口鎖骨靱帯もほとんど切れたということで、脱臼の中でも最重度に近い損傷(下の図でいうと亜脱臼と脱臼の間で脱臼に近い状態)ということでした。
肩甲骨がちょっと飛び出た格好になっているし、靱帯がここまではがれると回復しにくいので、元に戻したいのならば手術をオススメするし、その方が回復が早いかもしれないということで、手術のできる地元総合医療センターに紹介状を書いてもらいました。
予約日に総合医療センターで再度のレントゲン、新たにCTをとり診察。そこでは、肩鎖関節脱臼の手術は金属の金具を使って肩甲骨と鎖骨をつなぎ、数ヶ月後つながったところでその金属をはずすという2回の手術が必要で、もちろんかなり元には戻るけれども回復ということでは相当時間がかかる、ということでした。
手術するかしないか、決断は本人次第ということなので、急いで決断せずに家の中での相談も必要ということにして後日また診察を受けることとしました。
手術が第一の選択肢なのか、ネットなどでもいろいろ調べてみていたところ、高校時代の同級生からと以前のサッカーコーチ時代のつながりからのアドバイスで秋田市内に全国にも名前がとどろく整形外科があって、知り合いもけっこうそこにお世話になっていることが重なってきました。
とにかく人気病院でメチャ混み!という負のイメージがありましたが、手術ならここがいいのでは?と、紹介状を最初にかかった病院に再度書いてもらい、秋田市の整形外科に行ってきました。朝7時開門というので朝7時に着いたら、もうすでに玄関前に10人以上の列!私も続いて検温後受付、診察を待ちました。
紹介状のおかげで症状がわかっていたせいなのか、かなり早めに呼ばれてすぐに診察。超音波をあてながらここがこんな風にきれてるね、といいながら即座に「このくらいでは手術しない。スポール選手でも手術しないで治す。すぐリハビリ!」とあっという間の診察でした。
マジすか?!気持ちはもすっかり手術になるだろうと予想していたので、完全に肩すかし。事故後、1週間の懸案は瞬時に払拭されました。
激混みのリハビリが終わって午後には自宅に帰りました。
というわけで、今後は手術をしないでリハビリを受けながら治療していくことになりました。
完治まで半年はかかるのでは?とも思っていましたが、動かせる範囲で少しづつ右腕も使っていいようなので、雪の降る頃には雪かきができる状態になっていてほしいな!と期待しているところです。
とはいっても無理して悪化させてはやぶ蛇なので、普段の生活は慎重を期したいと思っています。
店頭に置いては、右腕をつっていることが多いと思いますので、お客様にはかなりのご不便をおかけすることになりますことをお詫びいたします。
また、パソコンを打つにもまだ右手が不自由で、いろいろなことがスカスカッと進みません。ブログの更新などももう少し波があると思いますので、もうしばらくの間ご容赦ください。
今後また症状に進展、また変化がありましたら随時お知らせいたしますね。
どうぞ、よろしくお願いいたします。