何とか月末をやり過ごせたので、この日を逃してなるものか!という登山天気予報を信じて、森吉山に向かいました。
バックカントリーは今シーズン初めてです。

従業員さんに連れられてきた秋田犬の「ホクト」がお出迎えです。

阿仁スキー場は今週から平日ゴンドラ休業となり、2人以上いると雪上車(CAT)でゴンドラ終点まで連れて行ってくれるのですが、昨日の予約時点で私一人の予約でCAT動かせないので、スノーモービルで!っていわれまして、それはそれでお楽しみと、寒くないようにガッツリ着込んで受付したら、飛び込みの人が2人も出て、CAT乗車となりました。(^_^)

ゴンドラだと20分、CATで40分以上でゴンドラ終点。

その上の樹氷見学コースとなるオオシラビソ群で下ろしてもらいます。
札幌ナンバーで昨日は八甲田だったという強者と日本語堪能な在住アメリカ人とCATの運転手。

オオシラビソ越しに神社と避難小屋がクッキリ。

一之越分岐からの森吉山山頂。いつ見てもたおやかな稜線よ。

4月に入ったというのに、避難小屋は1階部分がまだ雪の下!
やはり山も今年は雪が多かったのですね。

山頂直下斜面もけっこう雪多し。

午前はまだ気温も低く、木の枝には霧氷がついたまま。

1時間30分ほどかかって森吉山山頂。
まったくトレーニングをしていないので、ケガした肩、違和感のある右膝、息をあげて心肺に負担ないようにゆっくりと登りました。
昨日まで黄砂がひどかったせいもあるのか、好天のわりにはぼちぼちの展望です。風もそんなに強くなくありがたい。

それでも全方位から風が来るのでとどまっていては寒い!ので、バナナ1本とお湯を飲んでからさっさと滑りの準備をして下ります。

思いがけず雪質良く、スキーが滑る♡
のぼり返しが2回ほどあるので、滑る雪に苦戦し、シールを貼り直して対応。
スキー場も快適に滑り降りるも、足の力が持たず何度も止まりながらゆっくりと。
気をつけて体力温存しましたが、こんな状態では間違っても鳥海山は無理!!なので、何とかしないとまずいなぁ。

帰り道、仙北市に向かう大覚野峠の沢は雪解け水で春らしい勢いのある流れとなっていました。