男鹿の「稲とアガベ」醸造所から、新作亀の尾で仕込んだ「CRAFT 稲とアガベ 03」と「DOBUROKU 稲とアガベ 03」が入荷しました!
無肥料無農薬で自然栽培された亀の尾を100%使用し90%精米、麹に一部白麹を使用していてクエン酸の酸が味を調えます。
「CRAFT 稲とアガベ 03 亀の尾仕込み」は、名前の通りもろみにアガベシロップを投入しているので清酒ではなく、その他の醸造酒という規格になった、搾った透明な仕上がりです。
テキーラの原料となるアガベシロップですが、基本的に糖類ですので、アガベシロップの糖分も酵母に食われてアルコールとなり、ほぼアガベのニュアンスは消えています。
「稲とアガベ」にとって初めての亀の尾仕込み。
亀の尾の特長といえば、我々が良く口にする「亀味」あと出しの酸と飲み込んだときの独特の苦渋、に集約されると思うのですが、「稲とアガベ」はすばらしくバランス良く仕込まれています。
90%という低精米なので、亀の尾の負の特長がより出るのでは?と心配していましたが、見事にそれを克服しています。
穏やかな含み香とやさしい米の旨み、白麹由来のクエン酸の酸と亀の尾由来?の余韻のある酸、とてもバランス良く仕上がっています。
アルコール14度原酒の飲みやすさもすばらしい!
今回の亀の尾は生酒です!
飲む際は冷蔵庫〜常温くらいでお楽しみいただくと味がまとまります。
CRAFT 稲とアガベ 03 亀の尾仕込み
720ML ¥3,325 (消費税10%込み価格)
「DOBUROKU 稲とアガベ 03 亀の尾仕込み」はアガベシロップを入れないで米と麹と水で仕込んで、搾らずにそのままボトリングしています。
DOBUROKUも穏やかに香味バランス良く仕上がっております。
天の戸の森谷杜氏(故)がよく言っていましたが「亀の尾はしっかり吸水させて、しっかり蒸して、しっかり乾かしてから仕込む」ということでした。
この50年で誕生した酒米で仕込んできて、100年以上前の亀の尾を使ったときの一番の気づきだといっていました。
「稲とアガベ」の岡住さんも、同様の示唆を得ていたということで、蒸しの時間をかなり長くとったということでした。
これも小さい蔵だからできる細かい対応ですね。
岡住さんは、甘味と酸味で口の中が明るくなるような、(香りではなく口の中でというのがポイントです)
どぶろくを今は目指してみております」ということです。
今回はレシピを大幅に改変して一番明るいDOBUORKUに仕上がったと自負していました。
香りではなく、味が明るい!をめざす「亀の尾」です。
DOBUROKU 稲とアガベ 03 亀の尾仕込み
720ML ¥3,325 (消費税10%込み価格)
「楢岡城」頒布会 今年は酒こまちと一穂積の組み合わせで!
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当店のこのブログは、2012年3月分までは、消費税5%込みの総額表示、2019年9月分までは、消費税8%込みの総額表示にしておりまます。
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