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八甲田 大岳大斜面 一本勝負! のBCスキー


雨風強まった週末から1日だけ落ち着く山天気予報を信じて、29日(火)、青森県八甲田山までバックカントリースキーに出かけてきました。

晴れでも山頂は風が残る予報でしたが、ロープウエイで山頂駅についても、微風快晴のドピーカンです!

岩木山もキレイだ!

4月の春山シーズンに向けてルート用の竿立てがはじまっていました。

今回も「八甲田山ガイドクラブ」のツアーに参加して連れて行ってもらいます。

上記の写真は、ガイドさんが撮影したもの。

写真データを共有させてもらって、使わせてもらっています。

ロープウエイ駅から田茂萢岳山頂までスキーを担いで数分登り、南側斜面に少しだけ滑り降ります。

正面に赤岳と井戸岳。

前日までの雨と風速20mを越える強風にたたきつけられた斜面は縦筋のバリバリのアイスバーン。

快晴であることと雪面の質は必ずしも一致しないのですな。

それでもメッチャ楽しいですわ(^_^)

緩斜面を軽く滑り降りて、今度はシールをつけて本格的な登りです。

八甲田名物の樹氷はすっかり落ちてしまっていましたが、青森トドマツの幹や枝には凍り付いた水滴がエビのしっぽに成長しようとしています。

あまりの日差しにジャケットを脱いでの隊列。

この日はスキー部隊18名、スノーボード部隊13名にガイド5人という編成。長期滞在者も何人かいるようです。

田茂萢岳裏の鞍部からジリジリと登って休憩をはさみながら1時間ちょっと。標高差で300mほど登った八甲田山系最高峰の大岳の直下まで登ります。

大岳斜面はさすがに標高が高く、ガリガリのアイスバーンでシールも効きにくく、ちょっと苦労しました。

大岳斜面の滑り出しで、しーるをはずして滑走体制に入ります。

この上は斜面が風にたたかれて、とても滑れる状況にありません。

ガイドに続いて、続々と滑り出します。

この斜面は南向きで風にたたかれていないのでかすかにパウダーが乗った春初めのすばらしい感触!

気持ちいいったらない!絶妙の状態でした。

いやぁ、気持ちよかった!!

登りの疲れも痛いほどの日差しもこの1本で、みんなチョー消しになります。(^_^)

上記3枚はガイドクラブ撮影

滑りはこれで終わるわけではありません。

このあと、オオシラビソの森の上に降り積もった雪原の緩斜面を延々と滑り降り、ブナの樹林帯に入る手前でランチタイムです。

お昼休憩後はゆる~いブナ林・白樺林の斜面を沢を渡ったりしながら延々下ります。標高の下がる樹林帯は、湿雪となりスキーが滑らない・・・(;゜ロ゜)

7年ほど前、はじめてガイドクラブのツアーに参加したときにもこの大岳コースでしたが、そのときは樹林帯に入るところで筋力に限界が来て足がつっていましたが、今回は最後まで楽しく滑り降りることができました。

終点は箒場岱。

スキー隊に続いてスノーボード隊も到着。先頭に来たのがガイドクラブの主催者、相馬浩義隊長。

八甲田バックカントリーの草分けです。

みんなが下りたところで、密になりながらも窓全開のバスでロープウエイ駅まで連れて帰ってもらいツアーは終了です。

日よけ止めを忘れたのが大失敗でしたが、ドピーカンの中でサイコーの斜面と出会えて、一生の記憶に残るBCツアーとなりました。

4月は、地元の里山に登ってGW明けの鳥海山に備えます。

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