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大感動の八甲田山BCスキー


昨日27日(火)朝4時支度出発で青森県八甲田に出かけてきました。

8時前に八甲田ロープウエイのとなりにある八甲田山荘で八甲田ガイドスキーツアーの受付をし、準備を整えてロープウエイ乗り場に向かいます。

もうね、朝8時過ぎから続々と人が集まり、乗り場階段はどんどんつまっていきます。連泊や事前にチケットをもっている人が先にならび、チケット売り場が開いてから並んだ自分はけっこうあとの方。9時の始発に乗れるか心配になりましたが、百数十名乗りにスキー・ボード・ザックを背負って山手線並みのギュウギュウ詰めで、ラスト10人でやっと乗り込みました。

問い合わせしたガイドツアーのデスクでは、8時前に受付してもらわないと大変かも、といわれた意味がわかりました。さすが、バックカントリースキーの本場です。


その日のツアーは、スキー18人、スノーボード11人の大所帯!ガイドも計5人つきます。

ロープウエイからスキーを担いで10分ほど登り、樹氷帯に入ったところで少し下り、そこからシールをつけてハイクアップがはじまります。

樹氷のできるオオシラビソの俗称が青森トドマツ、そう、まさに樹氷の本場のど真ん中に突入です。

 
ガスと寒さと風で有名な八甲田山。この日は風が落ち着くとの予報できてみたのですが、標高1,000mを越えると晴れることはないようです。


ゆる~い登り(昨晩からの積雪10~20cmくらい)を先頭のガイドが踏みつけてルートを作ってくれるので、気持ちよく登れます。

いやぁ、雰囲気たっぷり、キョロキョロしながら歩きます。

 
30分弱ハイクアップしたら、突然目の前が開けて真っ白な大斜面があらわれました!

山頂から東側に歩いていたのですね。斜面の向こうは陸奥湾のようです。

ここで第1回目の大滑降です。


この感動、写真じゃまったく伝わらないでしょうね(笑)

斜面数メートル滑り降りるとひざ近くまでのパウダーとなり、ゴーグルにかかるほどの粉雪をかきわけて波の乗るように滑り降りる快感!!

ほどよい急斜面、パフパフのパウダー、誰も滑っていないノートラックの自然のバーン。

ガイドを入れて30人以上滑り込んでこんな状態になっていますが、私は2,3人目に飛び出たので、まったくノートラック斜面を味あわせてもらいました。

これほどの気持ちいい滑走は、人生初めてです。

いやぁ、気持ちよかった!!!


斜面いっぱいに広がって、全員が余すところなく楽しみました。

 
ここからまたシールを付け直して、15分ほどハイクアップ。

そしてたどり着いたのが、1回目の斜面の倍以上の距のある大斜面!

風に当たって少しアイスバーンになっているのかな?と思いましたが、あにはからんや、最後までほどよいパウダースノー。

1回目ほどの深さはありませんが、距離があるので十分堪能できました。


ふり返るとこの大斜面。

後半疲れてスピードが鈍りましたが(笑)、まぁ、年なので、若いバリバリの連中にかなうわけがありません。

このあと、沢伝いに樹林帯をツリーランして、白樺の樹林帯を斜めに滑り降りて、ロープウエイの反対側におりてきて、バスでピックアップしてもらうという大サービス。

八甲田山BCスキーには、全国、いや、今や世界中から人が訪れるので、連泊して数日間ツアーされる人も多く、ガイドツアーも今日はこのコース、明日はこのコースと、いろいろなバリエーションをもって運営しているそうで、私は、すばらしい巡り合わせでこのコースを滑ることができたようです。

もうね、楽しかった!という言葉しかでないくらい、すばらしいツアーでした。

ロープウエイで一気に標高を稼ぎ、ほどよい担ぎ歩きとほどよいシールをつけてのオオシラビソの樹氷帯を抜けるハイクアップ、ひざまで埋まる極上パウダーの大斜面滑降、最後はツリーランと、BCスキーツアー全部揃いの大満足な1日でした。

パウダーをしっかり楽しむことができたので、3月からは秋田駒ヶ岳の春スキーに気持ちを切り替えて準備したいところです。


「NORRONA」というアウトドアブランドの冬カタログに「八甲田ガイドクラブ」のことが書かれています。

 
帰りは酸ヶ湯温泉へ立ち寄り。

はじめてきましたが、思ったよりコンパクトでした。


ところで、八甲田をおりた最初の信号は信号機が横置き。豪雪地帯は縦なんですが、この辺は雪は多くないのかな?


帰り、SAから見えた岩木山。

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