明日から雨ということで、ちょっと無理を言って岩手県・三ツ石山に登ってきました。
登山口は標高1000mあまり。紅葉の様子がほとんど見えない・・・
朝7時前に登山口に着きましたが、運良く一番上の駐車場に停められました。
まずは奥産道(バブル期に無理矢理作った道路ですが、自然保護観点から工事が中止になり今は放置道路)を歩きますが、笹がかぶさって荒んでる感がすごい。所々草刈りしてくれていますが、荒廃しています。
ノコンギク
奥産道全面にイタドリ
ウゴアザミ
奥産道から登山道に入り、眺望がきいたところからの展望。
煙は葛根田地熱発電所。その右上のとんがりが秋田でいう乳頭山、岩手でいう烏帽子岳。
その左奥に秋田駒ヶ岳
泥道を登って、三ツ石山避難小屋から三ツ石山山頂方面。
山頂部を望遠すると、若干の赤色が。
三ツ石山本体に登り始めて中腹から見下ろす避難小屋
少し色づいてはいますね。
山頂付近から避難小屋を見下ろすとこんな感じです。
紅葉ハイシーズンとは思えない閑散とした山頂部
奥に岩手山。
山頂部の360度ぐるりをミネカエデが真っ赤に紅葉する三ツ石の紅葉ですが、今年はこんな感じですね。
例年だと、9月20日前後に真っ赤に燃え、本州で一番早い紅葉スポットとして有名です。
自然観察員の方に聞くと、一昨日の日曜日が最高の人出で、紅葉もほぼピークだったとか。
この日は雨降り前の最後の紅葉日和ということでした。
乳頭山~秋田駒ヶ岳方面。
くすんだ色づきです。
源太ヶ岳方面。
薄曇りなこともあって、色が冴えません。
この夏の暑さのイジョーさがはっきりと出ていますね。
この三ツ石山を皮切りに、東北の山も紅葉シーズンに突入ですが、悩ましい山の色づきです。
9月中旬からは雨も多く、登山道は終始泥沼。
一昨日に人出ピークだったということで、その名のこりもあるでしょう。
ということは想定できたので、舗装路はスニーカー、登山道はスパイク長靴でガシガシ歩いてきました。