１５日（日）の定休日は、紅葉登山最後？かと、秋田駒ヶ岳に行ってきました。

午後からは雨予報だったので、午前勝負です。

前日の準備をあわてて、一眼レフカメラと登山用偏光眼鏡を忘れて、写真は全てiphone画像です。(;゜ロ゜)

今シーズン最後の交通規制を逃れて朝５時３０分前に登山道に入り、午後６時登山スタート。

まだ空が明けきれていない駐車場からの笹森。まぁまぁいい感じで色づいています。

今日は新道コースを選択。

歩き出して数分の硫黄鉱山跡。

つづら折りの登山道を見下ろします。８合目より下がピークかも。

途中、阿弥陀池避難小屋の改修をしている職人さんたち数人に抜かれる。今月いっぱいで登山道が締まるので、工事も追い込みで、足りなくなった資材をみんなで担ぎ上げていました。

ご苦労様です。

阿弥陀池まできました。草紅葉も終わって冬を迎える様相ですね。

本日の最高地点、男岳。

阿弥陀池、最高峰男女岳の向こうに雲をかぶった岩手山。

寒々しいかんじ。

この日は晴れてはいませんでしたが、空気が澄んだせいか、岩手山、早池峰山、鳥海山、岩木山、八甲田と秋田駒から望める百名山が全部見えました！

男岳から五百羅漢に下りる途中のたざわこスキー場方面。

五百羅漢付近まで下りてきての田沢湖。

女岳の紅葉と溶岩流の光景。

太陽がでていれば、もっと色にコントラストがでたのですが･･･。

女岳山頂。夏にきたときよりも水蒸気の吹き出し方がすごい！暑い！

女岳からの横長根斜面。

女岳山頂からの男岳とそれに連ねる馬の背。その奥に男女岳。

iphoneなので、パノラマでも撮ってみました。立ちあがる水蒸気がすごい。

左男岳の奥に森吉山も。

女岳を下りてムーミン谷に向かう途中から、トトロ岩を見上げて。

ムーミン谷のチングルマの紅葉越しにトトロ岩と男岳斜面。

気持ちのいいムーミン谷です。鞍部まで下りると人影なくなって、カゼノオトも鳥のさえずりも聞こえす、無音の世界。

ものすごい静寂に鳥肌が立ちました。

右が小岳、左が馬の背で、褐色の大焼砂が迫ってきます。

ムーミン谷を抜けて、横長根の斜面。

個人的には秋田駒最大の紅葉スポットと思っているのですが、今年はちょっとだけ色の濃淡が足りない感じがします。

ちょっと角度を変えて田沢湖も入れてみました。

奥に鳥海山が！

さらに近づいて少しズームをするとこんな色具合です。

このあと、大焼砂を登って横岳をめざしたのですが、半分ほど登ったところで、ズボンのポケットにしまったはずの車のキーを落としたことに気づき！！！、あわてて戻り返します。

ムーミン谷の出口の辺と女岳の下で休憩したので、落とすとすればそこだろうと、急ぎ足でムーミン谷に戻り返します。

しかし、休憩したあたりをみてもキーは見つからず。

仕方がないので、男岳分岐に上り返して携帯の電波が届いた阿弥陀池～新道で自宅に電話を入れ、スペキーをもってきてもらうようにお願い。

交通規制で日中は８合目まで車が入れないので、自分がバスでアルパコマクサまで下りなくてなならず、バス時間表を見ると直近のバスが３０分後に出る！ので、あわてて下る。

その時間にはモーレツにガスがわいてきて風も強くなり、雨まで振ってきて散々・・・。

少し平坦で走れるところは走って新道を３０分で下りてバスでアルパ駒草へ。

アルパ駒草で１時間近く待ち、うちのものからスペアキーをもらって、午後２時過ぎにガスガスの中、再度バスで８合目まであがります。

で、クルマを開けようとしたら、うんともすんともいわない。

なんと、スペアキーのバッテリーが切れていてまったく作動しないのでした！！！

もうしかたがないので、乗ってきたバスに戻って田沢湖駅まで行き、田沢湖駅からは電車で大曲へ。大曲での奥羽線の乗り換えが１時間近くあり、家からクルマで迎えに来てもあいました。（；。；）

カメラは忘れる、眼鏡は忘れる、クルマのキーはなくす、と情けない登山行となりました。

午前勝負と朝４時半に家を出て、帰ってきたのが午後５時過ぎというせっかくの休日の午後をつぶしてしまいました。

ちなみに、クルマのキーの（リチウム）バッテリーを入れ替えて、今日の午後、また８合目まで連れていってもらって、無事、クルマは回収してきました。

チャンチャン・・・・・。