明日から荒れ模様で雪だるまマークも出ている中、9日(木)だけ奇跡的な好天予報に、真昼岳に向かってみました。
奥羽山脈の尾根沿いを歩く峰越コースを選択。
標高920mからのスタートです。
午前7時スタートで、まずは北ノ股岳を越えていきます。
北ノ股岳山頂からの仙北平野。
朝は気温2度まで冷え込んだので平野をすっぽりガスが覆っています。
西には鳥海山がきれいに顔を出してくれました。
振り返って、和賀山塊。
今日は久しぶりに三浦師匠といっしょ。
ブナ林の上で食料もないだろうけど、ホイッスルを鳴らしながら熊除け行動も。
今季一番冷え込みだったので、ガスが厚いですね。
気温2度でも日差し強く、風さえ当たらなければ快適です。
赤倉コーストの分岐に着くと、標識の足元に小さなかわいいお地蔵さんが。
先日なくなった真昼岳の山の管理人、倉田陽一さんが山を見守ってくれているのでしょうか?
真昼岳山頂。
午前8時を過ぎて少しづつガスもきれてきました。
雲海にうかぶ鳥海山。
アップで。
春にはシラネアオイが咲き乱れる音動岳の登りににとりつきます。
ブナはすっかり葉を落として寒々しい。
本格的な冬を迎える淋しさが。
北ノ股岳付近まで戻ると霧がすっかり晴れて仙北平野を一望できました。
例年なら、11月頭には雪が降って山のシーズンは終わっているのですが、冬枯れた標高1000m地帯の尾根歩きも快適でした。
岩手山に行ったばかりでもう靴納めかと思っていましたが、すばらしい山行ができて今シーズンのいい締めくくりとなりました。
帰りは「峰越延命水」を20Lタンクに積んで帰ります。
水が腐らないので、年内いっぱい、ここのおいしい水でコーヒーやお茶を楽しみます。