昨日25日(日)は月1回のお休みをいただきました。
娘は千葉県の寺田本家酒造のイベント(お祭り?)に出かけているので、2人でどこかに行こうか?と相談したら、福島の浪江町はどう?というので、二つ返事で朝から車で出かけました。
秋田自動車道~東北自動車道~仙台北部道路~仙台東部道路と乗り継ぎ、まずは仙台東ICで下りて、浜からの津波が一面を覆った仙台市若林区の荒浜に向かいます。
インターを下りて住宅・商業地の密集度と車の多さにさすがに100万都市と頷くのですが、海岸線に近づき荒浜の交差点に出ると突然、その向こうは更地と化します。
草ぼうぼうの更地の中に一棟のビルがポツンと。
それが有名な「荒浜小学校」でした。
屋上に避難したことで子供たちには犠牲者が出なかったのです。
現在は震災の爪痕を残す建物として、無料で開放されています。
人数がまとまると、地元ボランティアの方がガイドしてくれます。
校舎の2階まで、10m以上の高さで津波が押し寄せたのですね!
校舎内にもパネル表示で当時の様子が示されています。
屋上にも上ることができました。
海岸線には巨大な堤防が作られています。
防風林(?)の造成も進んでいるようです。
黒く固まりが見えるのは墓地ですね。
堤防を越えて砂浜へ。キス釣りでしょうか、太公望たちがロッドを振ります。
堤防の内側には荒れ地が。
太陽光と風力で自家発電するこの機械は地震計でしょうか?
地元仙台ナンバーはもちろん、関東、関西、全国からの来訪者がひっきりなしです。
あのときを忘れないために、たくさんの人たちが心を寄せています。
(続く)