先月３月２５日（日）、お休みをいただき、東日本大震災の津波の爪痕がまだまだ残る仙台市から「磐城壽」のあった福島県浪江町まで出かけてきました。

震源に近い仙台市荒浜地区の小学校や堤防を見た後、高速道路にまた乗って福島へ南下します。

仙台空港を過ぎ、福島県に入ると道路沿いに放射能測定判があらわれます。

山沿いの高いところを通る高速からは、除染した汚染物質を黒い袋に詰めて仮置き場にしている箇所があちこちにあります。

浪江インターを下り、つい最近、帰還困難地域から解除されたばかりの浪江町の海岸に向かいます。

人の暮らす気配がかなり低い町並みを過ぎて海岸に近づくと、突然、一面の荒野となり家並みが途絶えます。

地震前からあった道路はいきているようで、車でセットしたナビ通りに進みます。

宅地があったらしいところはかさ上げが進んでいますが、ところどころ解体のすんでいない廃屋も見えます。

そして、到着地・旧「磐城壽」鈴木酒造店の跡地に着きました。

数１０ｍ向こうは新しい堤防が整備中です。

海に一番近い酒蔵といわれていた「磐城壽」、本当にすぐ向こうが太平洋です。

敷石や土台であったかもしれない石材が残っています。

堤防に登ってみました。

数キロ南に林立するクレーンと煙突は福島第一原子力発電所でしょう。

カメラの望遠をいっぱいにすると海岸線の突端に原子炉建屋らしきものが見えています。

　
日曜日で復興工事はお休みでしたが、平日であれば工事車両がひっきりなしに走っている喧噪が想像できますね。

　
旧「磐城壽」のすぐ近くにある旧請戸小学校と農協支所跡。

　
すぐ近くの請戸港に回ってみますと、湊の整備は急ピッチで進んでいました。

船をもつ漁師さんは、海の近くには住めず、遠くから通っているのでしょう。

二重の堤防が築かれていますが、数百キロ続くまっすぐな海岸線の中での港。

太平洋に面しているって、スゴいことですねぇ。

人の気配のない荒れた庭には、春を迎えた花が咲き誇っています。

避難解除されたばかりの浪江町では、まだまだ帰還される方が少なく、しかも日曜日で食事できるところがなく、南相馬市まで戻って、名物（たぶん）のソースカツ丼を食べて帰ってきました。

魚に合う酒として地域とともにあった「磐城壽」は、この浪江の海と風土をしっかりのったまま、山形県長井市に蔵を移して酒を造り続けています。

３月１１日に発売となった「ゴールデンスランバ」生原酒はあと数本の在庫、

原発事故で非難された児童への基金つき「甦る」生詰め原酒は、まだまだ絶賛発売中です。

よろしくお願いいたします。

ご用命・お問い合わせは

アキモト酒店　までお願いいたします。

ＴＥＬ．０１８７－７２－４０４７
ＦＡＸ．０１８７－８７－１０２０
mail@akimotosaketen.jp

アキモト酒店のfacebookページからは、メッセンジャーを使ってのお問い合わせにも対応させていただきます。

なお、夜８時以降に受信したメールについては、原則、翌日朝の対応になりますので、ご了承ください。
よろしくお願いいたします。

定休日は、毎月第３日曜日です。　

平日の営業時間は午前９時～午後８時です。

また、日曜日と祝日の営業時間は午前９時～午後６時　　とさせていただきます。

発送の場合は、クロネコヤマト、またはゆうパックの代金引換便でお願いしております。

お振込ご希望の場合は、当店指定の口座にお振り込みいただいたことを確認後、お送りさせていただきます。

また“SQUARE インボイス”を使った、クレジットカード決済（VISA・MASTER・AMEX）も可能になりました。

よろしくお願いいたします。

※当店のこのブログでは、消費税８％込みの総額表示とさせていただきます。

当店のこのブログは、昨年３月分までは、消費税５％込みの総額表示にしておりまます。

過去ログも本当はさかのぼって８％込み価格に訂正するべきなのでしょうが、とてもそこまで手が回らないのが現状です。

申し訳ありませんが、過去ログをご覧になって２０１４年４月以降のご注文の場合は、消費税８％に置き換えた金額をその都度お知らせさせていただくことで対応したいと思っています。　　　

勝手いって、申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

娘のブログもご覧ください
ブログ移転し、タイトルも変わりました！
http://sakecogirl.com/

インスタグラムもはじめました。
店内のＰＯＰの状況などお伝えできればと思います。
https://www.instagram.com/akimotosaketen/