
5月22日(水)、完全晴れ予報で秋田駒ヶ岳に行ってきました。
秋田側の登山口はまだ開いていないので、岩手県国見温泉側からのアプローチです。
暖冬で雪は少なく、雪解け早く、気温も高くて花の出方も例年と違う感じで、春も夏も一気に来ているような進み具合でした。
花の数がけっこうあるので、今回は山行編として、花については別立てアップします。

国見温泉から外輪分岐まで1時間近く、駒ヶ岳に向かって横長根を1時間近く登ると、火山活動中の女岳、その奥に男岳がドォ~ンとあらわれます。

大焼け砂の下部を渡ってムーミン谷に向かいます。
今シーズン初めての三浦師匠とのアベック山行です。

ムーミン谷の入り口に着くと、けっこうしっかり雪が残っています。

雪の残る面積も広く感じますが、雪の厚さは少ないのでは?

師匠は普段沼となる低地をあえて歩きます。
雪の時期ならでは。

落石はメッチャ多い!

男岳直下、女岳とりつきの奥まで雪が張り付いています。
積雪は多くなくても、風が弱かったせいなのか、吹きだまりなどなく均等に残ったのでは?という個人的感想です。

女岳からの溶岩流と五百羅漢の外輪越しの田沢湖。

タカネザクラ越しに

例年のように五百羅漢への登山道は一部雪が残っていて、道上の雪に乗って渡ります。

男岳へ直登しながら振り返っての田沢湖。

這いつくばるような男岳への急登。

いい汗かいて男岳山頂(;゜ロ゜)

阿弥陀池と最高峰男女岳の向こうに岩手山。
10日前には手前の雪が尾根まで伸びてナイフリッジみたいだったという参考記録を見ていたので、かなり一気に雪が融けたことが伺えます。

阿弥陀池まで下りてきました

避難小屋を過ぎて横岳に登り返す地点からの男女岳振り返り。

横岳からの左女岳、右男岳越しの田沢湖。

ムーミン谷をのぞくとこの時期限定のハクチョウ型の雪渓が見事に残っています。

大焼け砂の手前、ミヤマキンバイが咲き乱れはじめています。

ミヤマキンバイ越しに大焼け砂と横長根の外輪。
ひたすら下って帰ります・・・。