月末ですが、天気予報とにらめっこして今日しかない！と、ＣＡＴ(雪上車)を予約して、秋田駒ヶ岳に行ってきました。

平地でも-５度と冷え込んだ朝ですが、すばらしい快晴！道中の刺巻湿原近くからも山頂までくっきりと見えています。(^^)

田沢湖高原のアルパ駒草駐車場からは朝日に映えた山頂部が輝いています。

　
本日のＣＡＴ１便は７名の乗車でした。

下からハイクアップしてくる人たちを追い越していきますが、８合目避難小屋の管理人さんもスゴイペースで歩いていました。毎日のように登っているようです。本当にご苦労様です。

４５分ほどで８合目到着。

どうですか、すばらしい天気！男女岳山頂もくっきりです。

北側笹森はだいぶ雪が融けています。

そう、１週間前より、かなり雪融けが進んでいますね！

スキーにシールをつけてさっそくハイクアップ開始。

気温まだ低く風もあるので、けっこうなアイスバーンとなっ、て傾斜がきつくなるとシールが滑りやすくなるので、１歩づつ気をつけて４５分ほど足を進めて赤倉沢の谷筋を詰めると、ドド～ンと男女岳の真っ白なバーンが目に飛び込みます。

阿弥陀池小屋の避難小屋もすっきりと望めます。

阿弥陀池避難小屋には寄らず、直接男女岳の直登に挑みますが、３０度ほどの斜度とシャリシャリのアイスバーンに足が止まります。

気を紛らわそうと首を振ると、男岳と馬の背の向こうに鳥海山が浮かんでいます！

山頂にたったらもっといい景色に出会えるぞ！ともう一踏ん張り。

　　　　
今季初の男女岳山頂。

写真１枚目が田沢湖と男岳、２枚目が田沢湖～男岳～女岳、３枚目が女岳のアップ、４枚目が岩手山、５枚目が乳頭山です。

３６０°動画はこちらからどうぞ

男女岳山頂からは、男岳の奥に鳥海山が浮かんでいます。

こんな光景を目の当たりにするから、山は止められなくなるんですね。

南側から風速１０ｍほどの風はありますが、この季節では日常なのでマイペンライです。

　　
岩手側、雫石の奥には早池峰山、秋田側、朝日・和賀方面の国は栗駒山まで見えます。

写真や動画ではわかりにくいのですが、雲にチョコンと飛び出た月山もわかりました。

岩の影で風を避けてイチゴ大福をほおばり、シールを外しヘルメットをかぶって滑降準備です。

シャリシャリのアイスバーンを慎重に、でも気持ちよく滑って横岳斜面に向かいましたが、日陰となるこの斜面はシャリシャリではなくガリガリで、無理して登ってもスキーは楽しくないと再度、男女岳に登り返し、男女岳２回滑降となりました。

いやぁ、気持ちよかった！！！

　
昼近い時間になったので、そのまま滑り降り、８合目小屋前まで。

下からハイクアップしてきた人たちが何人か休んでいました。

名残惜しいですが、一気に滑り降ります。

　
雪融けの勢いはスゴいですが、カーブミラーの埋まり方は昨年以上。

ＣＡＴの道やショートカットのツリーランで旧スキー場まで下りてくると、メローなスロープをまた楽しめます。

　
アルパ駒草の駐車場から輝く山頂をふり返り、今日の滑りを思い出しながら、温泉へ。

土曜日というのに湯船を独占できてゆっくりしました。

次は、下からのハイクアップで山頂をめざしたいものです。