紅葉ピークのラストチャンスと思い、朝4時起きで栗駒山に出かけてきました。

須川温泉駐車場はけっこう空いていて、難なく駐車できて、すぐに登りはじめます。

気温は10度以下。
源泉から上がる湯気がカメラや眼鏡を曇らせます。

登りはじめはまだ近くは見渡せますが、ガスが垂れ込めています。

名残が原から上部は濃いガスの中です(;。;)

昭和湖からのメインコースはガスの噴出で通行止めとなっているため、産沼コースからの登りとなりますが、このコース、両側を笹や灌木で覆われているため見通しが悪いんですが、ガスでさらに見晴らしなく、ただただ階段、石段を登るだけのけっこう退屈なコース・・・。
足元にエゾオヤマリンドウの咲き残りなどを見つけるとホッとします。

少しづつ葉が落ち始めてメイン斜面の紅葉のピークは越えたようですが、見えさえすればハッと驚く色です。

何かなぁ、山頂まで行ってもしょうがないか、などとブツブツつぶやきつつ登ります。

ガスガスの山頂到着。
宮城県側から続々人が登ってきます!
風は強いし、寒いし、何も見えないしで、バナナ1本食べてすぐに下山します。

下り始めて15分ほどでしょうか?
一瞬、ガスが晴れていくらか見通しがきくようになりました!
あわててカメラを構えて写真撮り出しますが、なんと、カメラが起動しなくなりました!(;。;)
一眼レフカメラはこれが最期で、下記からはiPhone画像になります。

ほんとうに一瞬だけガスが完全にとれたのですが、カメラ起動せずに焦ってiPhone出したときにはガスがかかってきてしまいました(~_~;)
やっぱり栗駒山。晴れているとすばらしいですね!
“神の絨毯”の片鱗を垣間見せてもらいました。
これが今日のベストショット!!

そのあとも時折晴れ間はさすものの、完全にガスがきれる感じにはなりませんでした。

産沼コース分岐まで戻って振り返るとここは黄色の絨毯。

名残が原から剱岳周回コースにまわってみましたが、ここまではまだ紅葉が完全におりてきてはいないようです。
明後日方の3連休がピークになるかもしれません。

帰り道で「栗駒仙人水」をいただいてきました。

今年の紅葉シーズンは、なかなか天候に恵まれずにきましたが、栗駒山らしい片鱗を一瞬だけでも見せてもらったので、しっかり胸に焼き付けて起きたいと思います。