10月6日(月)の定休日。
数日前から山の天気予報や天気図とにらめっこし、昼には晴れそうということで、栗駒山の神の絨毯を見に行こうと朝7時の遅い出発。
R13の大曲パイパスを通過中、正面に見える真昼岳を望む奥羽山脈に太平洋側から流れる分厚い滝雲が流れ込み、標高1000m以上は全く視界がない状況がはっきり確認できる。
パッと視界を東に向けると、スッキリと全容を輝かせる秋田駒ヶ岳の姿が!
アッ、迷っていたが「秋田駒ヶ岳がオレを呼んでいるんだ!!」と予定を変更して、R105に進路をとって秋田駒ヶ岳に向かいました。

午前9時の秋田駒ヶ岳8合目登山口。
楽しませてくれそうな予感o(^-^)oワクワク
駐車場ほぼ満杯で、9割方県外ナンバー! スゴいね!!!

シャクナゲコースを黙々と上って焼森へ。
昨日の雨で平野部に湿気がこもっているので、日が差して気温が上がってくるとガスもあがってきます。
クッキリスッキリとはいかないなぁ・・・

横岳付近の紅葉はしっかりと色づいています。

大焼砂を下りていると、日本海側(秋田側)からの風がピタリとやんだと思ったら、太平洋側(岩手側)からガスが流れ込みます。
ムーミン谷を見下ろすと視界がスッキリしない(;゚ロ゚)

大焼砂からムー人谷の谷筋。
秋田側はスッキリしてきましたね。
でも、影が濃い。

少し日差しが強くなると、紅葉の濃淡がついてきましたね。

大焼砂の下、横長根の斜面。
ムーミン谷に入る手前で、ガスが晴れるのをしばらく待って、ほんのちょっとのシャッターチャンスでした。

ムーミン谷の入り口から。

チングルマの紅葉が渋い色♡

影の濃さよ

小岳の影となった大焼砂下部の色づき。
太陽光線の違いで紅葉の印象もだいぶ変わります。

駒池越しのムーミン谷。
笹の浸食が進んでいるような・・・


間断なくガスが流れてくるので、ガス晴れ待ちでムーミン谷に1時間以上いました。

昼近くになると、日本海側からもまたガスがあがってきて男岳に向かっても仕方がないと男岳分岐に登ると、阿弥陀池も霞んでしまっていました。(;。;)

新道を下りていると、少しガスが晴れてきて、田沢湖が見えました。

霞みながらも、乳頭山と手前の笹森の斜面。

片倉展望台下はなんか鮮やか!

奥に乳頭山と笊森、
笹森と湯森の下に8合目登山口までのスカイライン、
手前の鮮やかな紅葉が硫黄鉱山跡の下部。

硫黄鉱山跡。

まだ咲き残っていたトリカブト。

ガスの晴れ間に見えた笹森の斜面。
紅葉も天候も休みもドンピシャ!ということはなかなかかないませんが、紅葉シーズンの最中で、いい時間を過ごすことができました。
