2018年7月5日から発生した西日本豪雨は、これまでに経験したことのない大雨となりました。

被害にあわれた皆様には、心からお見舞い申し上げます。

近畿から九州まで広範囲に大雨特別警報が出されてから１週間。死者は２００名を超え、安否不明者も多数、土砂崩れや河川の氾濫の被害があった地域ではインフラの復旧が進まず、生活再建も進んでいません。

何十年に一度という命に関わる大規模災害が毎年頻発する異常気象の新たな局面に、地球も日本もたたされていることを認識しないといけない時代となりました。

西日本から遠い東北・秋田にいる人間として何かできることは？　と考え、災害復旧のボランティア活動を支えるところに募金をすることにしました。

アキモト酒店として募金をしますが、つきましては、店頭に募金箱を置き、お気持ちのあるお客様からもご厚意ある募金を募ることができれば、と思います。

募金する先は、２つの団体を考えています。

ひとつは　『一般社団法人OPEN JAPAN』さん。

一般社団法人OPEN JAPAN-オープンジャパン（旧ボランティア支援ベース絆）は、日本全国にネットワークを持つ団体や個人の集まりです。

２０１１年３月１１日の東日本大震災の時に、宮城県石巻市に過去の災害でも行動を共にした仲間が集まりボランティア活動を続け、翌年に一般社団法人に改組してさらなる活動を展開しています。

阪神淡路大震災の時に関西に活動拠点をもっていましたので、今回の西日本豪雨でも素早い活動が期待されます。

アウトドアブランドのPatagoniaや、アウトドアシューズのkeenなども企業として支援しています。

そして、もう一つが『一般社団法人　ピースボート災害ボランティアセンター(PBV)』さんです。

ピースボートの災害救援は1995年の阪神・淡路大震災がきっかけです。以来、台湾、トルコでの大地震、ハリケーン・カトリーナ（米国）、スマトラ沖地震と津波被害に見舞われたスリランカなど、世界各国で活動してきました。PBVを設立して以降も、日本各地の風水害や豪雪災害の被災地へボランティアを派遣して緊急支援を行うほか、国際ネットワークを活かした海外での災害救援も展開しています。

３．１１の東日本大震災の時も石巻市にいち早くボランティアセンターを設置、個人のボランティアを受け付ける唯一のセンターとして、石巻の災害復旧に大きな役割を果たしました。

私も震災１ヶ月後から３回、個人でPBVを通じてボランティア活動に参加しています。

（写真はPBVさんのＨＰからお借りしました）

募金活動で集まった金額については、募金の際にこのブログなどで、必ずご報告させていただきます。

金額の大小ではなく、被災者に少しでも寄り添う気持ちを伝えるということで、お声がけしたいと思っています。

募金箱はレジ横に設置いたします。

よろしくお願いいたします。