午後2時からは金足農業の決勝という21日(火)でしたが、3週間ぶりに時間が取れそうだったので、夜明け前に起きて秋田駒ヶ岳に行ってきました。
8合目朝6時出発、思ったよりも風はなく穏やかです。
歩き始めていきなりの花、ウメバチソウ。今が盛りか、登山道をずっと彩っています。
ハクサンボウフウ。
ノコンギク。
ハンゴンソウ、っぽいが?
ヤマブキショウマ
ウゴアザミ
エゾオヤマリンドウ
シラネニンジン
ノリウツギ
ダイモンジソウ
シャクナゲコースからあがって、焼森の展望地に出ると乳頭山~笊盛~岩手山が。
ヤマハハコの群生。
南東には雲海に浮かぶ早池峰山が
横岳まで来ると、鳥海山もくっきりと!
羽後朝日~和賀岳~真昼岳の連なる和賀山塊もきれいです。
大焼砂には思いのほか、たくさんのコマクサが残っていました。お盆前にほぼ終わりと思っていたのにビックリです。
イワブクロとコマクサ
女岳~田沢湖越しに鳥海山。朝の青い日差しが秋らしい気がします。
ムーミン谷への分岐まで下ると、田沢湖の全景が見えます。
そして、緑のムーミン谷へ。
チングルマの毛綿がびっしり。
シロバナトウイチソウ
ウサギギク
ハクサンシャジンは所々群生して青の色のアクセントになっています。
エゾシオガマ
ミヤマリンドウ
タチギボウシ
ムーミン谷の中間地点はエゾニュウの畑状態
サラシナショウマ
ハクサンフウロ
男岳分岐まで一気登りです
馬の背は渡らず、阿弥陀池を回り避難小屋へ。小屋の裏の雪渓はすっかり消えていました。
浄土平に下りて旧道を下ります。
イワオトギリ
笹藪を抜けて硫黄鉱山跡が一望できる展望地まできました。
この旧道はこれから9月までオクトリカブトの群生となります。
まだ咲きはじめでしたが、独特のあやしい青はゾクゾクします。
ローソク岩越しの斜面にはエゾニュウの白が混じっているようです。
硫黄鉱山跡を通る旧道は一般道ではありません。所々雨で流されている箇所もあり、くれぐれも自己責任で気をつけてください。
旧道を下りて新道との合流点。
今回は午前10時前には8合目に戻り、温泉に入ってから帰宅しても12時前でした。
短いルートをとっても花も景色も存分に楽しめるのが、秋田駒ヶ岳のすばらしさです。