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コラム[ローカル]

Column[local]

本州で最も早い紅葉を観にプチ縦走


18日(火)、本州で最も早い紅葉が観られる三ツ石山に向かうために、裏八幡平のプチ縦走コースを歩いてきました。


岩手県八幡平の松川温泉からスタートです。

地熱発電所のそばを通ります。


8月にキンコウカの群落を見に行った大深湿原~源太ヶ岳コースより入山します。

今回は、師匠の三浦さんと予定が合わず、協和の進藤さんと弟子2人で歩きます。

9月はじめの白馬遠征以来の山行で、出だしの体の重いこと!

 
花はグッと少なくなりますが、キノコがどんどん出てきています。

大きな栃の木の下には、見事な栃の実が!
食べられたあともあり、クマさんや冬に向かう動物たちの貴重な食料源です。


ブナ林はまだまだ色づきは見えませんが、時折秋を感じさせる色に出会えます。


1時間30分ほど登り、源太ヶ岳への急登にとりつくと、8月に見事な黄色のじゅうたんを見せてくれた大深湿原が少しだけ秋の色になってお出迎えです。


がっしりと汗をかいて急登を登り切った源太ヶ岳の山頂からは、大きな大きな岩手山が迫ってきます。

足元の煙は、地熱発電所です。


これから向かう八幡平の稜線。左端の頂上が三ツ石山で、山頂周辺が色づいているようです。(^^)


稜線上は、風速10m強のなかなかの強風。ウインドブレーカーを羽織って大深岳~小畚山(こもっこやま)へと稜線を歩きます。間には深い沢があり、200mほど下って、まだ登り。歩き応えはありますが、これも稜線歩きの醍醐味です。

その鞍部から今きた源太ヶ岳方面をふり返ります。


少し近づいてきた三ツ石山の山頂がより鮮明になってきました。


小畚山への登りにとりつくと、大深岳の秋田側、天狗岩方面の気持ちのいい斜面が足を留めます。

オオシラビソの樹林帯とササの緑と紅葉・・・。八幡平らしい光景です。


小畚山山頂からの三ツ石山方面。

いよいよ色づきが近づいてきました。


三ツ石山山頂に期待が高まります。


ふり返って、源太ヶ岳方面も彩りを増しています。


三ツ石山山頂直下の秋田側斜面を登りの途中から。


山頂直下の秋田側斜面。色鮮やかさが増します。
奥に特徴的な山頂の乳頭山。


そして、三ツ石山山頂の岩の上からの紅葉です。

まだ少し早いのか?でも、本州でこれだけの色づきを見せるのはまだここだけです。


山頂周辺数百メートルだけに群生したミネカエデが異彩を放ちます。


アップして切り抜くとこんな感じです。

3年前に出会った、燃えるような真っ赤な紅葉とは今年は少し趣を変えていますが、これが今年の色です。


眼下に雫石の町を望む南側。

しっかり目に焼き付けて下山します。


三ツ石避難小屋に向かう途中の斜面に、真っ白なエゾオヤマリンドウ!

初めて見ました!!


三ツ石避難小屋で昼食をとった後、松川温泉に直下りするルートに入ります。

縦走路もそうですが、岩手側の登山道は広くきちんと下刈りがしてあって実に歩きやすい!

標識もきちんとしているし、新しい標識建ての作業員さんも何人も山に入っていました。

秋田もそうなってくれると、もっと登山人口は増えると思うのですが・・・


気持ちのいい尾根伝いをダラダラと3kmほど下ります。

 
最後は急な階段をガツン!と一気下りして、ゴールの松川温泉着。


距離で15km以上、高低差700m以上ですが、尾根歩きでかなりの登ったり下りたりがあるので、累積標高では1,000mくらいにはなっているでしょうから、鳥海山・岩手山の2,000mクラスの山にいった感じでしょうか?

ブナの樹林帯、オオシラビソとササの稜線歩き、そして最も早い紅葉と独特の景観と、縦走ならではのすばらしい景色に出会うことができました。

楽しかった~~!!

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2017年10月22日以前の投稿
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