「天の戸 純米大吟醸 夏田冬蔵 亀の尾」が発売となりました。
蔵から半径5km以内で契約栽培された亀の尾100%仕様で45%精米、酸度1,6、アミノ酸0,8、日本酒度-1、アルコール16度、酵母は自社酵母です。
平成6年に亀の尾の種籾を分けてもらってから20年以上たち、亀の尾で酒を仕込み始めてから19年がたちました。
明治30年に山形県庄内地方で阿部亀治さんによって世に送り出された亀ノ尾は、冷害に強い品種ということでまたたく間に全国に広がり、その土地土地で選抜を繰り返し、系統を増やし「亀の尾ファミリー」となりました。野毛のあるタイプのものからないものまで、いくつかの形質が現存します。
「天の戸」で栽培する亀の尾は、立派な野毛のあるタイプです。
森谷杜氏の解説によると、阿部亀治さんの純粋系統だけを敬意を表し「亀ノ尾」とし、そのファミリーを「亀の尾」と表記するようになってきたそうです。
「天の戸」で亀の尾を栽培しているのは森谷杜氏ともう一人の農家さんだけです。
自分の栽培した米で自分で仕込む「夏田冬蔵」の神髄です。
柔らかく華のあるクリーンな抜けのいい吟醸香。奥にほのかな甘みを感じさせるニュアンスです。
口に含むときめ細かいやさしい口当たりとキリッとタイトな味わい。。そのあとから、かすかな苦渋とともにフルフルと米の甘さもわいてきます。
純米大吟醸なのに、香りやスムーズな飲み口ではなく、底知れないやさしい旨みを秘めています。
飲み込むと、スル~ッとアフターアタックで酸がわいてきました。キュンとくる酸ではなく、ユルッと染み入るようなおだやかな酸です。
その酸がキレとなり、シャープな印象でのどに落ちていきます。
「亀味」ともいえる、さりげない苦渋(にがしぶ)を伴った旨みのイメージが大人の雰囲気を醸し出します。
森谷杜氏曰く「今年はキリッと男前、飲んだ後にすーっと抜ける亀味です。冷やのキリリと
した味わいはもちろん、少しぬるめの燗で柔らかく広がる亀味もお楽しみください」ということでした。
普段呑みのリラックス感より上、大吟醸のような構えた作り込んだ姿より親しみがあり、亀の尾らしい持ち味が活きています。
AK-1酵母使用の亀の尾純米吟醸とはまた別のコアなお客様に愛され続ける、独特の存在感です。
天の戸 夏田冬蔵 亀の尾 純米大吟醸
1,8L ¥4,320 (消費税8%込み価格)
720ML ¥2,160 (消費税8%込み価格)
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10月の営業について
・10月28日(日) 午前9時~午後6時
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よろしくお願いいたします。
定休日は、毎月第3日曜日です。
平日の営業時間は午前9時~午後8時です。
また、日曜日と祝日の営業時間は午前9時~午後6時 とさせていただきます。
発送の場合は、クロネコヤマト、またはゆうパックの代金引換便でお願いしております。
お振込ご希望の場合は、当店指定の口座にお振り込みいただいたことを確認後、お送りさせていただきます。
また“SQUARE インボイス”を使った、クレジットカード決済(VISA・MASTER・AMEX)も可能になりました。
よろしくお願いいたします。
※当店のこのブログでは、消費税8%込みの総額表示とさせていただきます。
当店のこのブログは、2012年3月分までは、消費税5%込みの総額表示にしておりまます。
過去ログも本当はさかのぼって8%込み価格に訂正するべきなのでしょうが、とてもそこまで手が回らないのが現状です。
申し訳ありませんが、過去ログをご覧になって2014年4月以降のご注文の場合は、消費税8%に置き換えた金額をその都度お知らせさせていただくことで対応したいと思っています。
勝手いって、申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
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インスタグラムもはじめました。
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