結婚式・法事と行事続きで3週間お休みしていたのですが6月27日(木)、秋田駒ヶ岳に行ってきました。その晩から天気がくずれる予報だったので、昼まで限定です。朝5時30分に登山道ゲートが閉まる前に8合目まで来るまで駆け上がり、朝6時スタート。山の師匠の三浦さんと2人行でした。
今回も一般コーストとは逆にシャクナゲコースから上ります。
8合目避難小屋周辺はハクサンチドリがたくさん!もう夏です。
ツマトリソウ
ガクウラジロヨウラク
アカモノ
イワカガミ
マイヅルソウ。里山では春の花なのに登山道沿いにまだまだたくさん咲いています。
イワハタザオ系?
コミヤマハンショウヅル
ナナカマド
師匠も驚いた、秋田駒で初めて見たマムシグサ!
モミジカラマツ
赤倉沢にはピッカピカのサンカヨウ
ユキザサ
タカネザクラも所々まだ健在
まだ咲きはじめのシラネアオイも散見できます
オオバキスミレも
ミツバオウレンも!
焼森まで登って視界が開けます。朝日の加減か、青い山々が印象的。
砂礫帯にはミヤマスミレが咲き誇っています!
師匠も足をとめて見入っています。
コメバツガザクラ
チングルマはもう終盤です
阿弥陀池避難小屋~男女岳を見通すと3週間前よりだいぶ雪が減っていますね。
3週間前の主役、ミヤマキンバイもわずか
ナンゴクミネカエデ?葉っぱが違うかも・・・
ツルヒゲ?
横岳で休憩も取らず大焼け砂へ下りると、タカネスミレのお花畑です。が、風の通り道となるここは風速20m近い爆風!花を揺れるし、体は煽られるし、きびしい!!
ホソバイワベンケイ
タカネスミレの黄色が広がっているのがわかりますか?
コマクサも咲き始めています!風に揺られて写真撮るの大変!
山の陰影ははっきりしていますが、空の色が・・・
なんと、秋田駒を代表する夏の花、エゾツツジも咲き始めです!
爆風の大焼砂を下りてムーミン谷に向かうと風はやみ、ホッとします。木道入り口にくると、お花畑が!
手前はチングルマですが、置く一面に広がっているのはヒナザクラでした♡。いやぁ、こんなヒナザクラの群生に出会ったのは初めてです。こんな密度で、こんな広さで咲き誇るとはビックリしました!登山者の誰もがここで期待するチングルマではなく、ヒナザクラの咲き誇り。雪消えと気温の織りなす今年ならではの絶景に出会えました(^▽^)
いつ来ても何度きても楽園のようなムーミン谷です。
ミヤマキンポウゲ
エゾノイワハタザオ
カラマツソウ
ムーミン谷の中間地帯はチングルマに見守られて歩きます。
ただただ気持ちいい。
男岳分岐にかかるところだけ残雪を踏みます
ムラサキヤシオツツジ
あちこちで見かけるムシトリスミレ
ベニバナイチゴ
ムシカリ
生まれたてのエゾツツジ。産毛をまとって輝くようです。
女岳直下までくると、ミヤマダイコンソウのお花畑です。
五百羅漢まではいかず、途中で戻って男岳分岐へ急坂を汗して登ります。上部はミヤマダイコンソウ咲き乱れていましたが、7月に入るとニッコウキスゲと主役を交代します。
阿弥陀池にたどり着いたときには冷たいガスが吹き上がってきて、頂上をめざさず下山を決断。
新道沿いにはミヤマウスユキソウが咲き始めていました。
オノエラン
青い日差しのもとで田沢湖見えました。
ほぼ休憩無しで、サクサクとジャスト4時間、ショートコースの秋田駒ヶ岳でしたが、草地ではミヤマキンバイからミヤマダイコンソウに主役が移り、砂礫帯ではタカネスミレが咲き誇り、初めて目にしたすばらしいヒナザクラのお花畑あり、まったく飽きさせることなく気軽に楽しめるすばらしい山ですね!